高齢者虐待に関して(2)ー具体例(チェック)ー
想定される養護者による虐待行為としては、①身体的虐待、②ネグレクト、③心理的虐待、④性的虐待、⑤経済的虐待があります。具体的には、以下のような例があります。該当するものがあるかチェックください。(参考:市町村・都道府県における高齢者虐待への対応と養護者支援について)
①身体的虐待
・暴力的行為
・本人に向けた危険な行為
・本人に向けて物を壊したり、投げつけたりする
・本人に刃物を突き付けたり、振り回したりするなど
・乱暴な取り扱い
・無理やりひきづって移動させる
・無理やり食事を口に入れるなど
・外部との接触を意図的継続的に遮断する
・身体を拘束する
・閉じ込めるなど
②ネグレクト
・介護世話担当者が放置し、状況を悪化させる
・入浴させない、脱水・栄養失調、ごみ放置や冷房を使わせないなど
・必要な医療、介護サービスを受けさせない
・同居人等による虐待行為をとめずに放置する
③心理的虐待
・脅し、侮辱などの言語や威圧的態度、無視、嫌がらせで精神的苦痛
・老化現象やそれに伴う言動を嘲笑したり、他人に話すなど恥をかかせる
・侮辱など
④性的虐待
・本人との間で合意が形成されていないあらゆる性的行為、その強要
・排泄に失敗したことで懲罰的に下半身を裸にして放置
・着替えや排せつがしやすいという理由で下半身を裸にしたり、下着だけにして放置
・性的行為の強要
・わいせつなものを見せるなど
⑤経済的虐待
・本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人の希望する金銭の使用を理由なく制限すること
・日常生活に必要な金銭を渡さない
・年金や預貯金の無断使用など
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