自分の将来のことが心配になったりすることはありませんか。
何もないことが一番良いのですが、次に考えておくとよいのは「万一の時に備える」ことです。
そして、備えておかなければならない中で一番心配になるのは、自分の資産がちゃんと自分の思うように使われるかでしょう。
自分の資産を自分の思うように(または、自分にとって必要な用途に)使ってもらうようにするためには、
(1)認知症などになって自分で正しい判断ができなくなったときに備える任意後見
(2)死亡後に自分の希望通りに資産をわけてもらうための遺言
があります。これらの制度をうまく用いることで自分の意思を判断がうまくできなくなった場合(認知症など)や死亡後も自分の意思通りに反映してもらうことができるのです。遺言については、コラム「遺言(ゆいごん、いごん)について」(別途作成予定)。任意後見については、コラム「任意後見契約について」をご覧ください。
このように備えておくことはできるのですが、認知症などになる前(健全な時期)から財産管理を弁護士などに依頼することもできます。
それも含めてトータルでサポートを求めたいという場合には、ホームロイヤーという方法もあります。これは先にお話した、任意後見・遺言作成サポート・遺言執行というように個別業務ごとにサポートするよりも問題が起きていない段階からトータルでサポートしていく制度です。一種の個人に対する法律顧問がつくというようなイメージを持っていただけたらよいかと思います。詳細については、一度ご相談いただけたらと思います。
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